中国の特注家具工場の最大の特徴でもあるのがオーダーチェアーの可能性だと私は思います。日本の家具工場で、こんなに短期間で何種類もの難しいデザインのオーダーチェアーが製作できる家具工場はそんなに無いと思います。

この写真の椅子は骨組みの写真です。オーダーチェアーの中でもこれは見た目よりも難しい椅子なんです。どこが難しいかと言いますと、後ろ脚が背に伸びて行かずに座面の所で終わっています。そして座面の両サイドの貫と座面の後ろの貫との接点に後ろ脚が付いているのではなくて、後ろの貫だけに付いています。本来椅子の脚の取付強度は、貫と貫の接点に脚が付いていないと強さは出ません。それで強度をどうやって出すかですね。

後ろ脚の固定方法を見てください。とっても大きな部材で挟み込んでいますね。ここがポイントなんです。ここの材料を小さく節約してしまうと、数年で脚はグラグラになってしまいます。

特注家具工場のオーダーチェアーの製作は、何でも作るだけではなくて、何年でも使える椅子の製作でなければならないですね。
