ガーデンソファの製作

ここ数年間、外部用のソファでホテルや結婚式場などのガーデンに置くソフの需要が高まっています。飲食店でも使われたりもしています。これって東南アジアの安価な物や中国南部の広東省で作られる安価な物が得だと思うのですが、何故か上海地区にある我々の価格が高い工場に注文がいただけるケースが多いんですね。高いのに売れるって、何故でしょうか。。。。。何人かのお客様に聞いたんです。価格が安くてもその寿命や品質などを考えると、若干ん高くても我々の方が最終的には得なのだそうです。なるほど、、、、と感じました。この写真は骨組みをアルミ角パイプで組み立てた写真です。

ダーデンソファの骨組み
ガーデンソファの骨組み

次の写真はこの骨組みに人工ラタンを編み込んだ写真です。この編み込みも単純に編んでいけば良いのではないんです。座面の幅や奥行き、アームの幅や高さなどを編み込み間隔のサイズを頭に入れて、ちょうど角がうまく曲がるように編み込んでいくのです。少しずれると、見た目は気が付かなくても、その不自然な曲がりが原因で角が割れたり擦れて白くなったり、寿命が短くなる要因になります。この辺りが量産の既製品工場と特注で1台1台真剣に作る工場との差でしょうね。

ガーデンソファ
ガーデンソファの編み込み

ここに撥水生地と撥水ウレタンで作った座面と背面を設置して完成です。日本から現場に設置した写真がお客様から送られてきました。喜んでいただいて嬉しいです。

ガーデンソファ
ガーデンソファの納品

この記事を書いた人

鈴木隆義