スーパー銭湯の家具の仕事

日本のスーパー銭湯は中国でも大流行で、皆さんご存知の名前の銭湯もよく見かける様になりました。中国国内の銭湯の家具の仕事も時々いただきますが、日本のスーパー銭湯の仕事も沢山頂いています。以前に休憩室のリクライニングチェアーの製作様子をブログでアップしましたが、今日は木製無垢材使用の家具のお話です。休憩室とかロッカーや下足入れ、そして受付カウンターなどは普通の仕事ですが、水廻りに置く家具は腐食を考えなければなりません。その中で特に木製となると材料の問題がありました。日本では檜を使いますね。

中国の檜材
スーパー銭湯の家具製作

中国では檜が手に入りにくいため、スーパー銭湯の無垢材の家具は製作が困難でした。しかし見つけましたよ、安定供給できる良質の檜材の仕入れルートを。この写真の様な材料が常に入荷可能になりました。今回はサウナルーム全体の仕事です。固定型の階段式ベンチから置き型のスツールまで、沢山の無垢家具の製作です。以前に日本の某大手うどんチェーン店の桶なども作ったこともあり、中国の家具職人と言えど水回りの無垢材を使う家具作りは得意です。それと籘家具も得意ですので、また仕事の幅が広がった感じです。

この記事を書いた人

鈴木隆義