今朝は朝礼前から工場の入り口にはトラックが横付けされていました。昨日購入したソファの芯材が到着していたんです。
ソファの骨組みの基本は両サイドに合板があり、それを用途に応じた太さの貫で組んでいきます。この貫は小さなソファでしたら強度を要求されませんが、二人掛け3人掛けになると強度が必要になります。でも重くて価格が高いと多くの貫を入れられずに全体的に弱くなってしまいますね。それで材料は強度があり、軽くて安い材料でなければなりません。これは非常に大切なポイントなんですよ。20年も中国で家具工場を続けてられるのは、この様な具体的に見えない工夫と努力があるからなんですよ。
購買の責任者は日々情報収集をしながら、安くて品質の良い材料を探し、でも在庫を絶対に切らさず仕事をしなければなりません。経営者はこの人材とも日々の会話のコミュニケーションを絶やさず続けて、信頼関係を築かないとなりません。今日も褒めてあげましょう。