象嵌の仕事は日本では伝統芸のイメージで、高価な物に感じますね。確かに無垢材での象嵌は技術と時間を要しますが、突板での象嵌はそんなに技術も時間も必要としません。中国では普通に行われている仕事の一つですので、この類の仕事を中国の家具工場に依頼することは、コストだけでなくデザインなどの仕事の幅も広がると思います。

日本にはこの様に既製品の突板合板と言うものがあります。中国にもあるにはありますが、既製品は品質面で不安がりますので、輸出家具の場合は既製品の突板合板を使わずに特注で作った突板合板を使います。


この様に綺麗にスライスした突板を仕入れて、各工場で合板に貼り付けたり、貼り付け専門の工場で加工してもらったりします。日本でもそんな拘りがある工場がいくつもありますが、中国ではこれが普通になります。

この写真の突板の様に色違いの突板を使ってデザインに従って張り分けることを象嵌加工と言いますが、それには大きく分けて二つの仕事があります。手で作業ができる仕事とNCでデーター通りに切り抜き貼りをする仕事です。切り抜きですとデーターさえあれば何でもできると言っても過言ではありません。細かな花柄から動物のデザインまで演出できます。

これはNCを使わずに手張りで作ったテーブルの天板の写真です。我々中国の特注家具工場では、この様な仕事は珍しい仕事ではなく日々行なっている仕事ですので、日本を含め他国よりも低価格でハイレベルの仕事ができると思いますので、ぜひお試しください。
