中国特注家具工場で使う和風材料

日本の伝統ある和風木材というと思い出すのが高級感ある檜材で、次に安価な物もある杉材でしょうか。中国で特注家具工場を経営していて、日本しかない材料指定をされると流石に難しいですね。でも檜材も最近は日本からの輸入や台湾檜なども中国本土で在庫されていて使うことができる様になってきています。時々スーパー銭湯や旅館などの檜木風呂や桶や椅子なども依頼を請け製作をしています。

杉の無垢材
杉の無垢材を使う仕事

これは杉材を剥ぎ合わせて1200*2400の板にした材料なんですが、少ししか材料を使わない仕事の時には、この様な加工をされた板材を使って家具を作ることもあります。日本から杉の無垢材で家具を作る仕事をいただく時には、とても役に立ちます。今回はこの杉材を使って旅館の客室にある洗面台を作る依頼です。かなりいい感じの和風家具が、ここ中国のオーダー家具工場でもできそうですよ。

この記事を書いた人

鈴木隆義