鈴木隆義 このタイプの椅子は毎月の様に出荷しています。人気のデザインなのでしょうか。このオーダーチェアは、脚がステンレスゴールドメッキでボディが木下地にウレタンレザー張りです。
ステンレスで作った脚部は、仲間の専門工場で製作してもらい、それからメッキ工場へ移動します。
メッキが終わった脚部はこちらの工場に移動して、作っていた上部のボディを下からねじ止めで固定をします。大きさがちゃんと合う様にボディの下地が完成した時点で型板を作ってスチール加工工場へそれを渡し、サイズもカーブもピッタリに製作してもらっています。
それにしてもこのタイプのオーダーチェア製作は本当に多いです。床が絨毯のロビーなどに４本足の椅子を置くと、椅子が前後に動くたびに脚にかなりの負荷がかかり、脚の寿命が短くなるので、この様な金属製で４本足ではなくて、それらが連結しているデザインチェアになっていくのは、なんとなく理解もできます。私も置くとしたらこのタイプの方が安心安全ですので、きっと使うでしょうね。仲間のスチール工場もおかげで大忙しでしで良かったです。