品質管理の一つに

箱物家具にあるものと言うと、扉、引出し、棚板などがありますが、先ず外観で目に付くのは扉や引き出しの前板ですね。この家具は今日の夕方から出荷の店舗什器の中の一種類なのですが、本体と引出し前板と扉の色を若干変えてのデザインがポイントの様です。

箱物家具
箱物家具の精度

本当にこの色でいいのかちょっと心配になり、お客様とオンラインで色の確認をしている写真が次のものです。

オーダー家具の途中検品
オーダー家具の途中検品

不安があると途中で必ず確認をしていきます。次から次へと商品が完成していき出荷をしますので、立ち止まると全体の流れが狂ってしまいます。それで確認は大切な作業の一つなんです。

箱物家具の大切な精度
扉と本体の取り付け精度

この写真ご覧ください。本体の天板と側板がちょっとの狂いもなく直角に組み上げられていますので、扉と引出し前板と本体との隙間が均一になっています。この隙間のラインが綺麗だと、この様に色を変えたデザインも更にバージョンアップして綺麗に見えてきます。これは扉や引き出しの調整が上手なのではなくて、本体の組み立て精度が完璧だからできる技なんですね。これから次々に組み立てていきます。

この記事を書いた人

鈴木隆義