家具工場の様子

小さな家具工場では一つの仕事を最初から最後まで一人の人が受け持つやり方が普通ですが、100人を超える大型注文家具工場になると、幾つもの部門を渡って一つの物が出来上がっていきます。写真の職人は椅子の小さな部材の加工担当の一人です。彼の仕事は木材をサイズに合わせてカットしたり、デザインに合わせて斜めに切断したりと、そんな細かな仕事が担当です。

次の写真は彼がカットした椅子の部材です。この次にこの部材は角を丸くだったり角だったりと加工していく部署に移動します。そんな加工の部署に一人に管理責任者がいて総合的に流れを作っていき、この部署が終わると次の組み立て部署の責任者へバトンタッチしていき、そこの職人たちの連携で綺麗な椅子が組み上がるんです。物造って楽しいですよ。