少量のオーダー家具の海外発注

中国へオーダー家具の発注をする事に、ある程度のハードルの高さを感じるものだと聞きますが、そんなハードル、つまり不安ですね、それをあまり感じさせない家具工場が私の工場だと自負しています。この写真は家庭用家具4点の製作を中国の私の工場へ依頼をしてくださったお客様への出荷の写真です。

中国から混載便で出荷
少量のオーダー家具の海外発注

これは梱包をした後に、港まで運ぶ路線便に載せたところです。普通はチャータートラックに載せて港まで運んで、港で混載便としてコンテナに載せて日本へ輸出しますね。でも究極の予算削減には、こんな路線便を使う方法もあるのです。

中国オーダー家具工場
少量のオーダー家具の梱包

そのためにはこの様に木枠のしっかりした梱包が必要です。以前にもお話ししましたが、梱包材に無垢材を使うと燻蒸処理証明書など無駄な手間と費用がかかりますので、この写真の様に木枠は合板材をカットして行います。これはとても大切なポイントなんです。

オーダー家具工場での梱包
オーダー家具工場での梱包検品

出荷前には商品検品を行いますが、混載便での出荷の場合は、写真の様に梱包の検品も再度行います。梱包は商品製作と同等に大切な仕事だからです。この様に費用を抑えて輸出業務まで節約していくと、この様な家庭用家具4点だけでも、日本で作らずに中国特注家具工場で製作して輸入しても、意外と節約ができるものなんです。ホテル家具やフードコートなどの大型物件は普通の仕事ですが、この様な小さな仕事も喜んでやらせていただいている、ちょっと変わった中国特注家具工場です。

この記事を書いた人

鈴木隆義