テーブルって四角い形状だけではなくて、円形だったり楕円形だったり、時には特殊な変形だったりと、様々な物がありますね。今日はそんな変形の中でも丸いテーブルの製作のお話です。

テーブルの小口に無垢材が貼り付けてあるタイプと、まるで無垢の天板の様に感じるほどの太い無垢材がついている物とありますが、この写真は大きな無垢材の方です。この材料は一つの塊では作れませんので、次の写真を見てください。

この赤の丸があるところがジョイント部分です。フィンガージョイントといって、片手の指と片手の指を両方から組んだ様な形でジョイントしているんです。その周りにシートベルトと同じ素材のベルトを回して、それを締めて行きながら四箇所のフィンガージョイント部分がしっかり組んでいきます。こうやって丸い形状の一つの塊ができるんです。我々オーダー家具メーカーは、毎回違うサイズのテーブルを作ります。また同じ仕事でも何種類かのサイズ違いのテーブルも作ります。でも作り方は同じで、この4分割が5分割になったり6分割になったり、時には2分割にしたりと、大きさによって作り方を考えています。簡単そうに見えても、正確な丸を作るのって難しいんですよ。
