椅子の製作

椅子の骨組み
椅子の仕上げ前

椅子の仕上がる前の状態のご紹介です。今日のこの写真の椅子は、畳みの部屋で使う椅子です。4本脚では畳に傷をつけてしまいますので、脚の下にスケート靴の刃のように棒を一本付けます。これで畳みの上でも滑って傷をつけません。それと完成写真の背の部分は布が張ってありますが、下地はこんな強固な合板が使われてます。ここを強固にすると脚の下部も開いて歪んだりしなくなります。また四本脚と座部の四方の貫との連結には三角の補強材を中央から太いネジで引っ張って固定して脚の強度を上げています。これが椅子の骨組みです。

畳部屋の椅子

この記事を書いた人

鈴木隆義