新規のお客様とのチャットでのやり取りで、塗装の色の決め方について相談を受けました。初めてのお取引は、お客様も我々も不安な点が沢山ありますから、丁寧なやりとりがどうしても大切になります。でも最初だけで、2度目から互いに意図する点が理解でき、要領も分かり、わりとスムーズにいくものですよ。。。
![日本から塗装の色指定](https://furniture-arkhk.com/wp-content/uploads/2023/08/WechatIMG24039-767x1024.jpeg)
下段の小さな見本がメラミン板です。このメラミンの色を基本にして、同じ色目と薄い色目を作って比べてみたいとの要望から始めた塗装サンプルです。材質はメラミン柄と違う材質なので、同色に見える様に塗装するってとても難しいですね。
![家具の塗装色を指定](https://furniture-arkhk.com/wp-content/uploads/2023/08/WechatIMG24033-767x1024.jpeg)
これもメラミン色番号の指示をいただき、同色系と薄い色目と2色の見本を作ったところです。これでイメージとドンピシャなら仕事に入り、赤みを強くとか、もう少し透明感を出しながらもダーク色を強くとか、そんなやり取りを進めていきます。コロナ前は日本から色を決めるだけでも飛行機に乗ってホテルに泊まり時間とお金を使って仕事をしている人がほとんどでしたが、コロナで出張ができなくなり、こうやってオンラインでも塗装色を決められることが皆さん分かり、本当に少人数で多くの仕事ができる時代となりました。工場もそうなんですよ。大量の人を保有して、大きな力ある機械を揃えるのが家具工場かというと、もうそれは時代遅れですね。分業化とそれを管理できる頭脳が何よりも大切な時代に、この中国の特注家具業界も突入して来ています。若い人に任せよう。。。(笑)