スタッキングチェアーとは、積み重ねることが出来る椅子のことを言います。収納する時に重ねることによって保管スペースが少なく済むために、大きなホールなどで使う場合が多いです。披露宴会場など冠婚葬祭業では必須アイテムの一つになっています。
木製スタッキングチェアー
木製スタッキングチェアーの製作の上で一番大切な点は強度です。椅子の強度の要は後ろ脚と座面を支える貫との固定ですが、重ねる加工をすることで、ここがどうしても貧弱になるケースがあります。デザインだけを優先ししてしまうと、納品後にお客様に迷惑をかけることも起きかねません。私たちは長年の経験から、お客様に対して出来るできないのご返事では無く、使えるか使えないかのご返事を第一に考えてご対応をさせていただいています。物作りに100％の安心はございませんが、ご期待にそえる椅子がご提供できる自信がございます。スタッキング仕様の図面が苦手な方でもご発注には問題はございません。どんな椅子が欲しいかを写真やスケッチなどでご提案いただければ、私の方でスタッキングチェアーに作り替えますのでご安心ください。
次の写真の椅子は、クラッシックスタイルでモク枠が布張りを囲むスタイルです。この様な丸い背の椅子は、倒れた時に丸が折れる可能性が大です。そのために何処で木材をジョイント加工をしていくかが最大のポイントになります。
次の写真は軽量化を考えた木製スタッキングチェアーです。
次の写真は畳の部屋で使えるスタッキングチェアーです。宴会場用のスタッキングチェアーと呼ばれています。
アルミ製スタッキングチァー
アルミ製のスタッキングチェアーが用いられるポイントは、とにかく軽量な椅子が欲しい場合です。披露宴会場などで、1日に数組が使う場合が多い会場では、椅子を積み重ねて運ぶだけでも大変な仕事になります。それでスタッフの労働軽減を目的にアルミ製が使われます。しかしアルミの加工は非常に難易度が高いため、既製品は数多くありますが、オリジナルのオーダースタッキングチェアーは少ないです。そこに日々挑戦しているのが我々アークファニチャーの中国家具工場です。
次の写真はアルミ製スタッキングチェアーの既製品です。
